1万円。
1万円あれば、朝マック食べて、映画見て、昼飯に回転寿司食って、Tシャツ一枚買って、夜はファミレスでハンバーグ食って、帰りにコンビニでビールとアイスを買って、amazonプライムのお笑い番組を見ながら気持ちよく寝れる。
ほど良く遊び疲れ、ほろ酔いで就寝。完璧な休日。1万円あれば。
パチンコパチスロでの1万円はどうだろうか
パチンコではどうだろうか、消化スピードの速い海物語なら1時間かからずに溶ける。45分くらいかな。
パチスロは詳しくないけど、ミリゴなら30分くらいで溶けるのかな?
もったいないったらありゃしない。
「うるせえ、そんなの知ってるよクソが」
そう、そんなこと知ってるんですよね。ギャンブル依存症の人でも。
負けた時に「この1万円があればあの服が買えた」とか「この1万円があれば電気代払えた」とか、必ず思ってた。パチンコで負けてイライラしながらコンビニでカップラーメンをクレジットカードで買ってた頃を思い出すと、本当にパチンコやめて良かったと思う。
僕は禁パチして1年以上経ちますが、昨日の様に思い出せる、パチンコやっていた頃を。15年間毎日行ってたからね。
勝てればいいけど、負けると、パチ屋のサンドに突っ込んだ1万円は、なんか紙屑をゴミ箱に突っ込んでる感覚に似ている。なにも残らない。
いや、紙屑をゴミ箱に入れる行為にストレスはないか。1万円でうんこをもらう感覚。金のストレスは誰もが忌み嫌う。うんこのそれと同様だ。僕は大まじめだ。
禁パチしたいなら、思うだけではダメ。行動することが大切だと思う。
本当に重症で、何度もスリップを繰り返してしまうなら自助グループや依存症を診察してくれる病院に相談に行くなど行動すること。
自力で禁パチするなら、パチ・スロの情報を遮断し、現金を持たないなどの防衛策を取るなど、考え、行動に移すこと。
行動あるのみ。
苦しんでるみなさんは闇金ウシジマくんの債務者の世界、禁パチ中の僕は雲の上でビール片手に鼻歌謳ってるノンストレスの世界。
禁パチすると金のストレスなんて全くない。衝動はたまにあるけど、禁パチ1年経過すると、芯が太くなり、誘惑に強くなる(もちろん警戒はするけど)。
パチンコ・パチスロをやめれば、すぐに雲の上に来れる。簡単ではないし、依存症じゃない人には理解してもらえない難しさがあるけれど…。
依存症で泣いている人、早くこちらへ。負けたイライラや、金のストレスのない世界は素晴らしい。
1万円の価値を取り戻しましょう。それはゴミじゃないぜ。