病院職員裏ブログ

元ギャンブル部門の新聞記者(現病院職員)が病院、医療制度、ギャンブル依存症とか、全部綴る。

【パチンコ依存症対策】絶対に、記録しようよ、収支と感情

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以前もちょろっと書いたんだけど、僕が「パチンコやめたい!」と嘆きながらパチンコを打っていた時期に、必ず付けていたのが収支と自分の感情。

 

それは簡単で、

 

「生活費パクって打った。3まんまけ。まじでくそ」
(「万負け」の予測変換さえしない)

 

くらい簡潔簡単に。

 

それはもう、スマホのメモ機能や、メール機能を使って保存しておいてもいいし、日記アプリで記録しておいてもいい。もちろん、普通のノートでもいい。なんでもいい。必ず付けておきましょう。いつでも読み返せるように。

 

僕は、逐一収支と罪悪感を記録した。そしてクソ負けて金なくなって、途方に暮れていた時、それを読み返すことでこの禁パチに至った。

 

借金しまくり、生活費盗みすぎ、負けすぎなことに気づけた。
(その時は3か月で50万円とか負けてたかな、確か)

 

当時の僕の小遣い月3万円(今は1万5千円)、僕の手取り23万程度なのに、3か月で50万円負けって。金の集め方が異常でしょ。

 

でも、記録していないとこの「異常性」に気づかないと思う。依存症の人たちって、もう無我夢中で打ってると思うから、昨日今日の負け額は憶えてても、先週の負け額とか覚えていなくないですか?僕はもう、記録してないと全然覚えていなかった。

 

スリップを繰り返していた僕は、ある日ようやく危機感に気づいた。でも、気づいてはいたものの再三スリップを繰り返した。

 

この危機感と、なにか手を打とうと足掻いた行動力が、今回の禁パチ…いや、最後の禁パチに繋がったと思っている。

 

スリップした後のその絶望感は、禁パチには絶対必要だと思う。その絶望して泣いている背中をさらに蹴っ飛ばしてくれるのが、収支と感情を記録した日記だと思う。

 

行動しましょう。泣いているだけではなにも始まらない。