病院職員裏ブログ

元ギャンブル部門の新聞記者(現病院職員)が病院、医療制度、ギャンブル依存症とか、全部綴る。

スリップを繰り返すパチンカスの友達【禁パチには結局コレ】

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緊急事態宣言も明け、ゴメ郎と会う機会がありましたので、今回はその中でした禁パチトークの模様をお届け。

 

ソーシャルディスタンスを守って軽く飲んだ時の模様ですが、ゴメ郎、スリップしまくりです…。

 

 

スリップを繰り返す友

 

バカパパ(以下:バ)「どう? 禁パチ捗ってる?」

 

ゴメ郎(以下:ゴ)「まあ、そうだな。捗ってる…かも?」

 

バ「(かも?)禁パチ2か月くらい経過した?」

 

ゴ「いや、3日目…」

 

バ「(笑)。スリップしたんだ(笑)。…笑いごとでもないけど」

 

ゴ「確実に行く回数は減っている…っていうのは言い訳で、どうしても仕事終わりに考えてしまうんだよ。行きてえな畜生、って」

 

バ「お金持たない方が良いと思うんだけど。お金持って生活してるの?禁パチ初期はまじで自分を信じるのはやめなよ。敵は我なり、だよ」

 

ゴ「ほんと、それな。持っていない時は大丈夫なんだよ、当たり前なんだけど。でもお金持たない生活に慣れなくて、ちょっとだけ持って出歩くと…禁パチ終了、ってなってるんだよ。」

 

バ「持たない生活に慣れなよ。つか、まじで無理してパチンコ打ってたんだから、禁パチも少しは無理しなよ」

 

ゴ「わかってるんだよ。わかっちゃいるんだけど。ちょっともっかい頑張る」

 

 

バ「……」

 

 

ゴ「なに?」

 

 

バ「………」

 

 

ゴ「どうした?」

 

 

バ「……………」

 

 

ゴ「死んだの?」

 

バ「死んでないよ(笑)。なんか、今ゴメ郎に説教みたいなことを偉そうに言ったけど、その道僕も確実に歩んでるなあ、と思ってさ」

 

ゴ「スリップしたことが?」

 

バ「そうだね。まあ形は違えど、スリップしまくったからさ。んで、自己嫌悪後に再び奮い立つ、みたいな」

 

ゴ「奮い立てたんなら良いよな。俺もこの魔のスリップループをやめないと」

 

バ「一度や二度のスリップを気にしていたら何もできないけど、スリップに慣れるのは絶対いけないことだから、スリップ後は僕はゲロ吐くほど自分を嫌ったよ…」

 

ゴ「俺も後悔は強烈だけどね」

 

バ「ひとつひとつ、我慢を積み重ねていくしかないよ。禁パチした一日一日を大切にカウントして、意識して生きるしかないよ

 

ゴ「お前はどうなの?スリップしそうな時はもうない?」

 

バ「ないね。まったくない。一万円札を持って1時間パチ屋に閉じ込められたとしても、打たない自信がある

 

ゴ「余裕があっていいな」

 

バ「もちろん警戒はする。超絶ジャンキーだったからね。1万円札持ってパチ屋の中に入ったりはしないよ。自分を試すような真似はしない。余裕ぶっこいてると終わりだと思うよ。僕含め、元パチンコ依存症の人は。」

 

ゴ「今後、俺はどうすればよいと思う?」

 

バ「自分を信じないこと。それと…」

 

ゴ「それと?」

 

バ「やっぱりお金を持ち歩かないこと、それに尽きる」

 

ゴ「ですよね」

 

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