病院職員裏ブログ

元ギャンブル部門の新聞記者(現病院職員)が病院、医療制度、ギャンブル依存症とか、全部綴る。

便いじりに絶句!病院職員実体験【認知症のこわい話と弄便する前の予防策】

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 「物覚えが悪くなった」、「道がわからなくなった」など、認知症のサインを見逃すべからず。認知症を初期の状態で気づくことができ、速やかに治療に入ることができると、進行を遅らせることができます。

 

最近は良い飲み薬、貼り薬がありますからね。サインに気づいたらすぐに病院に相談してみましょう。

 

認知症がある程度進行してしまうと、治療も難しくなります。

 

家族の名前や顔を忘れたり、大好きだった趣味やテレビに関心がなくなったりしてしまうと、進行の兆しとなります。

 

進行するにつれてご家族の不安も募っていくと思いますが、不安がっていても仕方がありません。病院で検査してもらい、しかるべき薬を投与してもらうしか術がありません。

 

認知症が進行してしまうと、付き添いの方も大変です。僕が体験した強烈なエピソードがありますのでここに紹介します。

 

怖がらせるわけではありませんが、『すぐに病院に行かせることで認知症の進行を回避できる!』ということを、強くお伝えしたいのです。

 

 

 

ちょっと怖い話:高齢男性のケース「下ネタ」

 

病棟を歩いていると、大きな声で「おーいおーい!」と呼ぶ声がします。僕ももう長いこと病院に勤めていますので、「認知症の患者さんかな?」と気が付きます。

 

もちろん「認知症の患者さんだから」と放置するわけもなく、お部屋に向かいナースコールを押して看護師を呼び、事態を収束させる…というのが日常なのですが、今回は違いました。

 

僕がお部屋に入ると、聡明な顔つきの男性がベッドに横になっておりました。特定を防ぐため病名は言いませんが、全治1か月ほどの患者さんです。僕が「看護師さん呼びますねー」と言おうとした瞬間…

 

 

「おっぱい!おっぱい!」

 

 

と笑顔で僕に言うのです。大きな声で。隣の部屋にも響き渡っているくらいの声量で。

 

病院で働くのにも慣れていた僕ですが、自分の父親と同年代の男性が大声でその様に叫ぶのは、正直戦慄を覚えました。

 

その時はとりあえず看護師さんを呼んで対処しましたが、「もし自分の家族がなったら…」と思うとゾッとしてしまいます。

 

ちなみに、その患者さんは認知症専門の老人施設で楽しく暮らしているそうです。ご家族とも仲が良いそうですが、おそらく、もうご家族の名前は憶えていないと思われます。

 

認知症予防にパワーアップ版記憶の素【記憶の素 極】

 

ちょっと怖い話:高齢女性のケース「弄便・便(うんち)コネ」

 

これまた病棟を歩いていると(仕事上、病院内を行き来することが多いので)、悪臭が漂ってきました。ポータブルトイレで用を足す患者さんも多いので、臭いがするのは別に普通、日常…なんですが、今回は様子が違いました。

 

清掃スタッフが全員集合して部屋を掃除していました。悪臭も強烈。話を聞くと、近くにいた看護師さんが「弄便(ろうべん)だよ」と教えてくれました。

 

「弄便」って聞きなれない言葉だと思うんですが、認知症がかなり進行した、(一部の)患者さんがやってしまう行為。読んで字のごとく「便を弄る」ことがあるんです。うんちを手でいじって、壁やベッドなどに塗りつけてしまうんです。

 

誰しもが忌み嫌う便を手でこねる、というのは強烈。患者さんのご家族の精神的ショックも計り知れないことでしょう。

 

あれっ、えーっと何だっけ?が増えたら、「記憶の素極」

 

便コネをする方には体動抑制をしたりする必要が出てきます。便コネをし始めた場合、ご家族での介護はかなり難しく、施設やショートステイなど、専門機関に相談する場合が多いそうです。

 

話が少し逸れますが、介護してくれる場所があるのは本当に安心できますね。認知症の方のお世話をしてお困りの方は、ご家族だけで悩まずに、然るべき場所に相談することをお勧めします。

 

閑話休題。この患者さんも無事退院し、今でも元気に施設の方と一緒に通院しています。

 

アルツブロック は九州大学・近畿大学と連携した臨床試験により記憶力の上昇を確認。

 

認知症が進行する前にしっかり予防しましょう

 

上記のエピソードの様に、進行してからでは取り返しがつかない場合があります

 

認知症は遺伝や食生活などが要因と言われています。遺伝的なものはやはり前述したとおりいちはやく気づいて医療機関に相談することが大切だと思います。

 

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食生活に関しては、魚肉野菜をバランス良くとり、効果的といわれているサプリ なども活用しながら、生活することが必要です

 

ケガしない程度の軽い運動も取り入れ、大切な人が楽しく長生きできる環境を作ってあげましょう。