病院職員のバカパパです。総務部という偉そうな部署で働いていますが、やっていることはパシリです。
さて、今回は「他人の保険証を使うと罪に問われるのか?」どうかですが、ズバリ…
犯罪です。詐欺罪となります。場合によっては懲役刑を食らってムショにブチ込まれます。絶対にやめましょう。
上記のケース、けっこうありがちな展開ですが、絶対にやめましょう。貸す方も罪に問われますよ。それは友情ではないですよ。むしろ絆が崩壊する犯罪行為です。
旅先で風邪をひき、保険証がない場合、症状が軽ければ市販の風邪薬の使用をオススメします。市販の風邪薬もしっかり手順を踏んで飲めばかなり効果が高まりますので、検討してみましょう。
多少無理してでも食事をし(カロリーメイトなどでも可)、ポカリスエットやアクエリアスを飲み、(僕の場合は栄養ドリンクを飲んでから)、ぬるま湯で市販薬を飲んだ後にぐっすり休む。これ、かなり効果があるのでおすすめです。
保険証がなくても、申請すればお金が戻ってくる。
話しが逸れました。すいません。
では、保険証がないと病院にかかれないのか?と疑問に思うかもしれませんが、安心してください。かかれます。保険証がないともちろん10割の実費にて診察をすることになります。お医者さんに会うだけで3,000円ほど、風邪薬の処方も合わせると10,000円超えてしまう場合もあります(薬の内容によって金額は変化します)。
病院によって多少の違いはあると思いますが、だいたいの病院が【同月内に保険証を持ってくれば、差額分のお金を返金してくれる(※)】と思います。
保険証なしで診察を受け、10,000円払った場合。同月内に病院に保険証を提示すれば、3割負担の患者さんなら7,000円戻ってきます。
旅先で遠方の病院にかかり、同月内に保険証を提示できない場合は、国民健康保険なら市役所へ、社会保険なら会社もしくは保険組合に電話もしくはホームページで申請方法をチェックしましょう。「療養費」という形でお金を戻してくれます。
病院に払った際の領収書や明細書は大切に保管しておきましょう。領収書は再発行が不可能な重要な書類です。
(※)病院によっては、保険証がないと診察を受けてくれない場合もあるそうなので、病院に行く際は先に電話をし、「保険証を持ってきていないこと」と「家には国民健康保険証(もしくは社会保険証)があります」と伝えましょう。持ち合わせがない場合はその旨も伝えましょう。
お金がないと受けてくれない病院もあるようですが、断られた場合も怒らず落ち込まずに別の病院にも連絡してみましょう。
保険証は本当に大切なものなので、大切に落とさないように持ち歩きましょう!
けがや病気なんていつなるかわからないし、備えあれば憂いなしですよ!
日本の保健制度はかなり優しくて、海外で無保険医療を受けた場合でもお金が戻ってくる場合があります。旅行に行く場合などは、旅先での病気や怪我した場合も考えて準備していくのがベターですね。
ちなみに、保険証は本当に大切なものなので、管理は厳重にしましょう。保険証があるとお金が借りられたり、個人を証明したりと、悪用される可能性もありますので、本当に注意しましょう。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!バカパパでございましたっ!
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